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「順調に進んでいるな?」
怪しげな男が白髪頭の男性、それに白衣を羽織っている。どうやら研究員だろう。謎の男は研究員にそう言うと
「はい…順調ですよ…もう薬もできますから」
その男の解答にニヤリと不気味な笑みを浮かべ、謎の男は研究員にそう返した。
「フフ…楽しみだな…明日が」
とある大学
「えー…まずここに二乗し…えー…そして、ここにこう×します。えー…」
大学の講義を行っている大きな教室で百人はいるだろうか真面目に授業を受けている者もいれば、一方で、 ヒソヒソと……
「えー…」
「はい、二十回目!俺の勝ちな!今日、お前学食おごりな」
となにもかかれていないノートに
早田が えー…と言う回数で 正の数が四つ書かれていた
「まじかよー!お前賭け事強すぎ!」
とまたも、その男と同様ノートがまっさらな男が、頭を抱えて落ち込んでいた。すると、後ろから女性に声を掛けられる。
「ちょっと!二人共、真面目に受けなよ」
とここで、やっとまともな人柄がでてきた
そして、横から眼鏡をかけたクールそうな男も
「またかよ、お前ら…」
と呆れ口調でいわれると
「またとはなんだ!またとは!お前等の学食もおごってくれるのに」
と男が後ろを振り返りそう言うと、女子が
「本当に!?ラッキー今月ピンチだったの!助かったー」
と目を輝かせながら賭け事が以上に強い男の隣りにいる男の方へ、顔を近付けて言うと、更に横の眼鏡をかけた男も
「まじ!?助かったぁ」
と肩を軽く叩いた
「るせぇ!糞!お前ともう賭け事やらねぇー」
と、その男は大声で叫ぶと
教壇の方からゴホンという咳払いが聞こえてきた。さっきの早田という教授がコチラを見据えていたのだ。
四人は深々と頭を下げるとまた教授は講義を再開し始めた
そして、さっきの二人も講義を真面目に受けようとシャープペンシルを取り出すやいなや、終りを告げるチャイムが鳴り響いた
「今日はここまでです。えー…」
と言うとそのまま教授は教室から出て行った。
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