サイレン

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「ヨッシヤァ!探したかいがあった!」 竜は興奮のあまりか一目散に砦へと走り出したのだ。 「なんだ…?」 砦を中を見ると何か色々と文字がかいてあるのだ。 「英語か?いや違うな」 拓也は砦にかかれた文字を触り始めた。しかし、そんなんじゃ分かる筈もないましてやあの成績優秀な拓也が分からないのだから 「なんだろな…?まぁ…いいやどうせ奴等が造ったんだろ?」 と竜が速くサイレンを止めたいのか拓也達に急かし始めたのだ。 果たして本当に奴等は無造作に造ったのか、はたまた何かの暗号、 考えれば考えるだけで疑問が増え続ける 「なぁ」 竜がスイッチをおそうとしたときだった怠が思い出した様に 「これさ英語だ…英語を色々逆さまにしたりとか若干変形させてるんだ」 怠がそう言うとちゃんと5人はみてみると 確かに言われて見ればという感じで5人は頷いていた。 「じゃあ…なんてかいてある」 竜が聞くと返事を詰まらせながら怠は返事をかえした。 やめた方がいいと悟ったか結局怠ではなく拓也にきいたのだった。 「私達はここに呼ばれた…拷問だ。てっかいてるぞ」 「拷問?意味がわからん」 するとそれをみかねて憲二が 「多分全ての砦をいけば分かるでしょう」 憲二はスラッというがそんなに簡単ではない 「だな」 竜は深く頷きスイッチを押す時だった。 遥か10mさきだがコチラを身構えている吸血鬼が砦の外にいたのだ。 「…」 全員は固まってスイッチを押すのを忘れてしまっていた そして、吸血鬼は金属製のマスクを片手で取り外して銃をもって走り出したのだ。 「おせっ!」 怠の言葉で竜達は我にもどり竜は咄嗟にスイッチをおしたのだ さっきまで鳴り響いていたサイレンがびっくりするぐらいの静かになったのだ。 そして、吸血鬼はあと5歩か飛んできて殺されるぐらいの勢いの所でスイッチを押され忠実な吸血鬼は方向転換をし研究所へと歩いて何処かへ消え去った。
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