日常的

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「あー終わったなぁーヨッシャ学食いこーぜ」 と、さっきの賭け事が強い男が、ゲームに負けた男の肩をポンッと叩き先に食堂へと向った。 「たくっ…」 そう、呟いていると、残りの3人もその後に続いた。 そして、 「なににしよっかなあ~」 女性は目を輝かせ、学食が載ったメニューに目を通した。 「美希あんまり高いの選ぶなよ俺も今月ピンチですから」 が、この三人にお構いは無かった。 「じゃぁ、ステーキで」 「てっ…くらぁ!お前1200円もするじゃねぇかぁ!」 「俺も」 残り二人も美希に便乗し、ステーキをたのんだ 「うぉっい!」 結局3人は一つ1200円するステーキを3つ頼んだ。そして、それを支払わなければならない男は 一番、 安い三百円の定食を頼み一人虚しく、質素に食べていた。 「それよりさぁニューヨーク研修に行くの二人共?」 女性がさっきの講義中ボーツとしていた二人にきくと二人は声を合わせて 「行くっ!絶対に!研修が終わった後絶対ラスベガスに行って…」 とそこで間をあけ二人は顔を見合わせながら 「金儲けするんだよ!」 と目を輝かせて言うと眼鏡をかけた男が 「お前らなぁ」 とまた呆れ口調で言った。 この四人は高校からの付き合いで仲が良いと評判であった。 賭け事が強くそして、もう一つ取り柄があった。 それはこの後わかるそして、この男の名前は 稲垣 怠 イナガキ ダイ そして、髪は金髪で耳にはピアス、怠とのつるみは中学校からで喧嘩には多少自身ありげだ。 彼の名は 跡部 竜 アトベ リュウ そして、髪が長く眼鏡をかけたクールな男性が 鹿島 拓也 カジマ タクヤ そして、ゆういつ全員をまとめて責任感がある 女子 川中 美希 カワナカ ミキ この四人は大学の英語研修のためニューヨークに行こうとしていた。 「おーい!怠!」 「ん?林田なんだ?」 「ちょっと陸上部に今部員が一人きてなくて…頼む!力貸してくれ!」 と両手を合わし拝むように怠に頼むと 「報酬は三千円なぁ」 と指を三本立てて言うとその場から立ち上がった 「わりぃ!じゃぁ、また後で」 と怠はそう3人に交わすと、怠は林田の後について行った 「よく呼ばれるなぁあいつ」 「まぁ、仕方ないでしょ怠は飛び抜けて運動能力いいから」 と美希は手のひらの上に頬を乗せて呟いていた。
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