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バス停にて
「おい!怠!由希ちゃん!早くしろ!」
と竜がバスの前でほえていた。
「わりぃ!」
と怠はそういって由希の腕をひき走り出した
そして、二人は間に合ったもののバスの中にいる人達に注目の的であった
「よっ!怠!あと由希ちゃん!」
と竜が怠と由希の肩を軽くたたいていた。
「ゴホン」
と一緒についていく教授がコチラをチラチラみながら咳払いをすると竜は黙りこんだ
「アハハ」
と由希は苦笑いを起こしていた。そして、成田空港につくと
「うっしゃぁ~やっと空の旅だぜぇ」
と竜が伸びをすると続いて怠も伸びをした。
「お兄ちゃん!跡部君!早く」
と今度は由希に言われて二人は頬を人差し指で掻くと3人の元に駆け寄った。
ある…場所で
「完成したのか?」
「はい、できましたよ…」
と白衣をきた男が注射器をちらつかせた
「これが…破滅のウイルスか…」
注射器をとりマジマジとみつめていた。
「よし…10時発の飛行機をハイジャックしろ」
一言それだけ言うと男は部屋から飛び出した。
そして、10時発の飛行機にのろうとする怠達だった
すると、なにやら怪しげな男がその飛行機に5人入ってきた
「人相わるいなあいつら」
と後ろの席にいる竜が怠に呟くが きこえていたのか その一人はジロッとコチラを見据えていた
怠はすかさず
深々と頭をさげた
どこかにいくと怠は
「お前空気よめ」
と真顔で言われて若干落ち込む竜と対象的に由希が
周りをキョロキョロと見回していた
「どうした?由希?」
「ああ、ごめん!ちょっとワクワクしちゃって」
と恥かしそうにいうと後ろから美希が
「ああ、わかるよ由希ちゃん!それ」
「なんの話しだよ」
と拓也が美希に若干あきれながら言うと
「女の子どうしがわかるの♪ねぇー」
と二人は怠を挟み顔を合わしていうと
飛行機が動きだした。
(ベルトをちゃんと締めてください尚機内での喫煙はお辞めくださいでは快適な空の旅をお過ごしください)
とアナウンスが入ってから
一時間後ー…
飛行機はちゃくちゃくとニューヨークへと近いていた。しかし、この十分後… 快適な空の旅がぶち壊されようとしていた。
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