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そんな彼女と電話をした後。
またすぐ電話がなりました。
Aは何か言い忘れのかなー、と電話をとりました。
「あなた…キュルキュルでしょ」
Aは凍り付きました。
「あなたキュルキュルでしょ」
「あなたキュルキュルでしょ」
「あなたキュルキュルでしょ」
「うっ…うわあぁあぁああ」
Aはすぐ電話を切ろうとしましたが、B、C 二人共
すぐに電話を切ってた事を思い出しました。
「それならばずっと電話を切らないでいてやる。」
Aは電話を放置しました。
電話ではずっと
「あなたキュルキュルでしょ」 「あなたキュルキュルでしょ」と言ってました。
そのままAはうとうとしてしまい、少し寝てしまいました。
Aは目覚めた後。
電話の声を聞いてみました。
「あなたキュルキュルでしょ」
まだ同じ事を言っています。
Aはその声をじっくり聞いてみました。
すると、キュルキュルの部分がゆっくりになってきたのです。
「あなた…キュル…キュルでしょ」
「あなた…キュル…いん…でしょ」
そして、はっきり声が
聞こえました。
「あなた………
死にたいんでしょ?」
「うわアあぁあ‼‼‼‼
いっ…嫌だ!死にたくないっ!!」
Aが言うと電話は切れました。
そして。
Aは今でも死なずに元気に生きているらしいです。
終
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