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「君は――何かと問題ばかりだねぇ」
「…すみません」
何故に自分が、問題児発言されなくてはならないのか?
どちらかと言うと――自分は被害者である。少しばかり…優しい言葉の一つでも…‥‥
「聞いてるのかっ!?」
「はい゛っ!」
教師という仕事を…今日程、憎んだ事はない。
「で、も――ぁれは、私も突然の事で…本当に、困ってしまって…‥‥」
「なるほど」
「私だって、泣きたいんですっ!」
「う~ん」
「これから教室に行くのだって――」
「で?結局、どっちを選ぶんだ??」
期待の眼差しを向ける、上司中西。
『結局、そこかい!!』――と突っ込むのは、やめておいた。
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