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「転校生の神藤紅弥君だ。」
無愛想にするのは失礼だと思ったので紅弥は微笑みを浮かべることにした。
「神藤紅弥です。よろしくお願いします。」
「あっ!?」
教室の右端を見ていると夏鈴がいた。
「夏鈴さんもこのクラスなんだね。あと、今朝はありがとう♪」
「ど、どういたしまして・・・。」
夏鈴がどうして頬を染めるのかわからない紅弥は担任に席に着いていいか目線で合図する。
「えーっと、後ろの席にでも座っていいぞ。」
「わかりました。」
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