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-弓道場って広いな~。
それが紅弥の最初の感想だった。
「少し待ってろ、部長呼んでくるから。」
周囲を見渡すと、弓や矢や知らない道具などが整理された状態で置いてある。
「君が神藤君かい?」
いきなり話しかけられて驚いていたが、とっさに返事をした。
「はい。今日は見学をさせてもらいに来ました。よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく。僕は天宮大介(アマミヤ ダイスケ)だ。」
天宮は晶に何か話して去って行った。
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