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会議も終わり、紅弥は1人の男性と向き合っていた。
「高校生活はどうだね、紅弥君?」
「面白いですよ、瀬上おじさん。」
彼は瀬上志郎(セガミ シロウ)といい、紅弥の叔父である。
「部活は弓道部に入りましたよ。」
「そうか。じゃあ、弓具一式プレゼントしよう。」
瀬上は紅弥が弓道に興味を持っていたのを知っていたから、密かに用意していたらしい。
「明日、学校に届くと思うから。」
「あ、ありがとうございます。」
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