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2日前の金曜日、仕事をするために学校を休んで会社に向かった。
紅弥は手際よく仕事をこなし、午前中に全て終わらせた。
「はぁ・・・・・」
「どうしたんだい?」
紅弥がため息をついていると、志郎が尋ねてきた。
「最近、部活にあまり参加できなくて困ってるんですよ。」
紅弥の仕事量は普通の社員の倍以上はあり、放課後は会社に直行となっていた。
「このままだと、上達しませんね・・・・」
少し落ちこむ紅弥。
「私の知り合いが道場開いてから、土日に習うのはどうだい?」
「いいんですか!?」
-叔父さんに助けてもらってばかりだな・・・
「ああ。明日の朝に迎えに行くから。」
「ありがとうございます。」
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