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翌朝、叔父に連れられて都心に向かった。
「街中にあるんですね。」
紅弥のイメージとしては少し街から離れた場所にあると思っていた。
「ははは、まぁね。」
それからしばらくして、
「着いたよ。」
紅弥は道場を見て言葉が出なかった。
道場自体はそこまで大きくはないが、その雰囲気が・・・・・・長い間その地に佇むものの風格みたいなものに圧倒された。
「さぁ、行こうか。」
呆然としている紅弥の背中を押した。
紅弥は頷くしかできなかった。
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