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道場の中はきれいに掃除されており、ホコリが全く無かった。
-きれいだな・・・・
「紅弥君、この方がここの師範の香月大助さんだ。」
志郎が紹介したのは小柄であるが、武術を極めた者の持つ風格があった。
「初めまして、神藤紅弥です。よろしくお願いします。」
紅弥はぺこりと頭を下げた。
「そこの部屋に荷物を置いて、準備が出来たら道場に来なさい。」
大助は優しい口調で言う。
「はい。」
指示された通りに部屋に向かった。
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