415人が本棚に入れています
本棚に追加
「神藤君はどこから転校して来たの?」
「俺か?・・・アメリカだけど?」
隣を見ると夏鈴が驚いているようだった。
その理由が判らない紅弥は何も言えない。
「・・・・・すごい。神藤君って帰国子女なんだ!?」
夏鈴の勢いに押され気味の紅弥は歯切れ悪く答える。
「まぁ、そういうことに・・・なるかな?」
話しているうちに職員室の前に着いた。
「あ!職員室はここだよ。」
「ありがとう♪」
夏鈴から解放されて少しホッとした紅弥。
「また後で話聞かせてね~♪」
そう言って夏鈴は去って行った。
最初のコメントを投稿しよう!