7人が本棚に入れています
本棚に追加
「優希~!落ち込む事ないってぇ!!」
優希を明るく励ますのは優希の親友「水島 玲」金髪の髪に明るい性格。精霊は水系だ。
「私…いつまでたったら精霊に会えるんだろ」
「まぁまぁ、週末の再テストまでにどーにかすればいいんだから!あたしも手伝うし!ね?」
「うん…」
キーンコーン―――――
授業開始のチャイムが鳴り響く。
「おい水島、遅れるぞ」
玲に声をかけてきたのは体が大きい体育会系「新堂 竜王」大きな剣を背中に背負っている。
「わかったわかった。じゃ、優希。あたしら授業だからまたね!あんまり考え込まないでね?」
「わかってるよ~!玲達が授業してる間精霊呼び出す練習しちゃうんだから!」
「お、がんばれよ~♪」
さ、気を取り直して精霊探し、行っくぞ~!!
手始めに森の中かな…
ガサガサ………
一方そのころ…
「おい、水島」
「ん~?」
授業を受けながらけだるげに返事をする玲。
「あのこと、桜には言わなくていいのか?」
「ぅ……」
とたんに固まる玲。
「ま…まぁ週末までにあのこが精霊呼び出せればいい話だし…」
「……大丈夫か?」
「優希ならどーにかなる!」
2人は小さな秘密を隠したまま………
最初のコメントを投稿しよう!