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カチャ……
「れーいー?」
「んぁ?おかえりー優希❤どう?精霊見つかった?」「それが…全然」
玲とは入学当初からずっと同室。自然と2人はなんでも話せる仲になっていた。
「そっかー…」
「今日ね、京介の精霊に精霊との相性が大切って言われちゃって…」
「あー、相性?」
「玲も、水の精霊と相性いいんだよね?」
「そーねー。水のあるところにいると自然とよってくる感じかな…」
やっぱり玲も水の精霊と相性いいんだ…
私は何なんだろ……
「ねぇ、優希……」
玲は言おう言おうとしていた話を切り出した。昼間竜王と心配していた件だ。
が………しかし
……………すぅ、すぅ
「ね…寝てる💦」
まぁいいか、明日にでもみんなで優希に打ち明けてみよう……何かが変わるかもしれないし…。
「おやすみ…優希」
静かに電気を消す。
夜はふける―――――。
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