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「もう無理…食べられましぇん~♪ふにゃあ」
『また変な寝言言ってるし…』
隣の席で気持ち良さそうに眠りこけている猿…もとい男。彼の名前は須賀 和也 17歳。図体はでかいけど中身はお子ちゃまな奴だ…幼稚園からの腐れ縁である彼とは兄弟?のように育った。
だが最近このバカがかっこいいと思ってしまう!!ましてや可愛いとまで思ってる自分がいる…!?
この気持ちはもしかして…!?
「ずばり恋だろ!?」
と親友の沙耶。
「うっ…やっぱり?」
「晴香ちゃん見てたらわかるよ?だって和也君に向ける晴香ちゃんの笑顔とっても可愛いもん!気づいてないの和也君だけじゃない?」
と親友の朋美。
「うそ!?私かなりデレデレしてた!?」
「男子達が和也を恨めしい目で見るくらいね♪」
「うわ…私キモっ!!」
「そんな事ないよ!晴香ちゃん綺麗なんだから♪和也君も晴香ちゃんが好きなんじゃないかな!?」
「あー…それはない!!あいつ私の事弟ぐらいにしか思ってないから!!」
「お似合いのカップルなのに~」
「でも早く捕まえとかないと和也狙ってる奴ら多いからな。」
「マジで!?あいつモテるの!?」
「顔も良くて、スポーツ万能!面倒見もいいから後輩達に人気あるらしいぜ~」
「へぇ…そうなんだ。」
知らなかった…でも大丈夫よね?和也お子ちゃまだし!!彼女なんて…ねぇ?私はこの後後悔する…
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