悪魔 降臨

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次の日 また次の上になにかあった。 千隼を含めた クラスメートが皆私を見ながら 「これは可哀想すぎじゃない…」 「ざまぁみろ」 そう言ってた。 なにが?って感じで 自分の机の上を見て ショックを受けた。 綺麗な菊の花がたくさん飾られた花瓶が 濡れた状態で 私の机に置いてあった。 ショックで立ち尽くしてたら 最初千隼のツレが近づいてきて それからクラスメートみんな 集まりだし 私に向かって 手を合わせてた。 私は目にいっぱい涙をためた。 手を合わせてたクラスメートは授業開始の鐘がなると笑いながら 自分の席についた。 私は誰にも見られたくなくて 誰にも見られたくなくて…ソッと花瓶を元に戻し 机をハンカチで拭いて なにもなかったかの様にうつむき 授業を受けた。 うつむく 私の目は涙が溢れてた。
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