過去の薄紅色-特別編-

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  昨日は地震あった日だった。 私の体験を少しあなたに贈ります。       地震当日早朝 揺れの前に何故か目が覚めた 寝ぼけながらも再度眠りにつこうとしていた 意識がはっきりしない中 何故か地面が揺れていた   母親に抱えられながら布団の中にいた 人間は自然には逆らえずどうしようもなかった   あれからどのくらい経ったかわからない 揺れは止まったらしい 揺れは止まったはずなのに体はまだ揺れている感覚だった 何が何だかわからないまま 家族4人が布団からでると まだ完全に目覚めていない朝がやってきていた 外からの微妙な光で見えたのは 悲惨な部屋の中 壁は崩れ落ち見えるのは家を支えるためだけの柱 家族は少しの間そのまま動かなかった あまりにも変わりすぎていたのだ
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