シーズーの歴史

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と区分して計画繁殖を行い、現在のシーズーの基礎犬が固定された。 イギリス(KC)は1935年にラサ・アプソとシーズーを別犬種とした。 中国原産のシーズーはイギリスを経由して世界各国に伝わることになる。 シーズーがアメリカに渡ったのは第二次大戦中、イギリスに駐屯していたアメリカ軍兵士によって持ち帰ったものと言われている。 アメリカでのショーデビューが1969年と比較的新しいが、金魚のように動く犬として人気を集めた。 シーズーはペットブームの追い風を受け、手頃な大きさと日本人好みの風貌に よって日本でも近年急速に人気が上昇し、愛玩犬の御三家と言われたマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアの座を駆逐した。 小型ながら体質強壮で、出生後の生育に関しては他の小型犬より頑強、飼育のしやすさで言えば先の御三家を上回る。 作業犬でもなく、猟犬でもないシーズーは人を愛し、人に愛されるために存在する。 毛色はゴールド・アンド・ホワイト、ブリンドル・アンド・ホワイト、ブラック・アンド・ホワイト、ブルー・アンド・ホワイトが一般的であるが、すべての色が許される。 額のブレーズと尾の先端の白いものが高く評価される。 繁殖に際してはやや難産の傾向があり、出生後の毛色の変化が著しい。 中国(チベット) トイ (AKC) ユーティリティ(KC)   第9グループ(JKC) AKC 27,282頭(全犬種中 9位)2006年 JKC 17,188頭(全犬種中 7位)2006年 ♂22.9~26.7cm ♀22.9~26.7cm ♂5.4~6.8kg ♀5.4~6.8kgimage=122532695.jpg
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