赤い風船

2/2
前へ
/50ページ
次へ
手を放したら、何処かへフワリフワリと飛んで行く… あの蒼の空に溶けて一つになるまで目が放せない。 「戻って来てよ。」 そう願うが、風船は何処か遠くに消える。 そう。 それは、 私の恋だったかの様に… .
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加