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「この中からの来週訪問する魔法学校を1校選んで下さい」
放課後、校内放送で呼び出されれて何かと思えば…
俺の目の前には学校案内と優秀な生徒がリストアップされた資料が山積みに積まれていた
またか…
「私のオススメとしては…」
―ガラッ!
「先生ー!ライルもういいですかぁ?」
エリオルはまわりの迷惑を気にせず大きな声で話しだした
「エリオルさん!ちょうどよいいです。あなたも目を通して下さい」
「いやですよ。俺パートナー作る気ありませんから」
「困ります!いい加減決めて頂かないとっ!!」
「誰が困るんですか?縛られるのは嫌いです。自分のことは全部自分で決めるのでご心配なく」
にっこりと作り笑いをしながらもこれ以上口出しするなと言わんばかりのオーラを発している
「ライル、行こう」
「あぁ…」
流石に逆らえなかった
「ライルさん、とりあえず目だけでも通して下さい」
先生はため息をついていた
「……分かりました」
仕方なく俺は大量の資料を抱えてエリオルの後を追った
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