上陸

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まさに人類の常識を超えた生物がそこにいた。  地球上のどんな生物よりも巨大にして圧倒的な力を持つ生物。  おそらく体長は100メートルはあるだろう。    上陸したゴジラは辺りを見回し自分に攻撃をしていた小さな者達を見据える。  その踏みしめた大地は重さの為か地割れがおきたかのように亀裂が入っている。  そしてゴジラは天に向かって咆哮する。大気を震えさせる大きな咆哮。  我に帰った隊長は攻撃続行の命令を下す。    再び始まった戦車大隊の攻撃にゴジラはその巨体を支える尻尾を振り上げた。
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