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人類の繁栄の象徴とも言える高層ビルもゴジラの力の前に文字通り音をたてて崩壊する。
周囲には崩壊に伴う粉塵が舞い視界を遮っている。
｢攻撃用ヘリ編隊、作成区域に到着。攻撃を開始します。｣
3機で一班の編隊を組んだヘリ部隊は対戦車ミサイルTOWミサイルを発射する。
ゴジラも背後からの攻撃に意表を付かれたのか進行を止め後ろを振り返る。
その動きに伴い尻尾が隣接するビルを根幹から破壊し将棋倒しのように倒壊していった。
果敢に攻撃を続けゴジラを埠頭の方へ誘導するヘリ部隊。
ゴジラも周りをうるさく飛ぶヘリに苛立っているかのように咆哮をあげている。
このままうまく誘導できれば都心部の被害は少なくすませる事ができるかという時、思いもよらない出来事が対策本部を襲うのである…
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