堅く縛られた心

3/6
前へ
/16ページ
次へ
あまり思い出したくないけど… 私は昔、といっても数年前、 普通に恋をしていた。 彼氏がいて、その人が大好きになって。 でも、自分が恋愛に本気になると結局振られたり浮気されたりしたのだ。 「重い」 「別れてくれ」 「冷めた」 その一言一言が突き刺さりいつの間にか、 もう恋愛はしない と、堅く心に決めてしまっていた。 ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、クー」 川゚ -゚)「ん?」 私はずっと疑問に思っていた。 ξ゚⊿゚)ξ「クーは誰とも付き合わないの?よく告白されてるのに…」 川゚ー゚)「その言葉そのままツンに返したいんだけどな」 ξ*゚⊿゚)ξ「わ、私のことはいいのよ!!で、どうなの?」 返ってきた答えは意外なものだった。 川*゚ -゚)「前から…好きな奴がいるから…な」 ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そうなんだ!?」 意外、だ。 このいつでも冷静沈着素直クールが頬を染めてそんな話をするなんて、とてつもなく意外だった。 川*゚ -゚)「べ、別にいいじゃないか!!」 ξ^ー^)ξ「ごめんごめん、少し意外だっただけよw」 何でだろ。 人の恋の話を聞いただけなのに、 心が、痛い。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

98人が本棚に入れています
本棚に追加