シルキア

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  確かにこいつ、西川裕に繋がっているのは確実に赤い糸だ。 でもそんな非現実的なことあるわけない... あたしの見間違いだ!!!   そう思い立ち上がる玲。 しかし、     玲「えー!?!?」     な、なに!?この赤い糸は! なんで…なんで…     玲「なんでこんなにににたくさんあんのさー!!!」     廊下は赤い毛糸を誰かがたくさん落としたように赤い。     西「どうしたのお前?」     どうしたもこうしたも…ってあれ? こいつらには見えないの? みんなには…見えないの?     玲「ちょ、この赤い糸!お前ら見えないいの!!?」     西「はぁ?幻覚でも見えてんのかよ。」     やっぱ見えてない…ってアタシなに信じちゃってんの?   そんなものあるわけないってさっき思ってたばっかりじゃん。    玲「いや何でもない!ごめん変なこと言って。じゃ!!」     教室を出たらもううきっっとあんな幻覚はなくなっているはず...     ってあるし!!!!!!   もうなんなのさ!!!…昨日数学のやつで徹夜したからかな…?     愛「玲ー!!さっきはどしたのさ?あんな焦って。」     玲「いや何でも...」     でもやっぱり愛子には繋がってる。さっっきと全く変わらない赤い糸が...     玲「いや..なんか軽く具合悪いから保健室行ってくるわ!!!」     だめだ。ちょっと寝てくれば大丈夫っしょ。     愛「何だしいきなり..?着いていこうか?」     そのお前についてるモノが気になるんだっての!     玲「大丈夫ー!!!!」     にしてもみんなについてるあの糸は何なんだし? ってまた信じてるし自分!!! あんなものあるわけないしね。   保健室のドアを開けベッドにダイブする。     玲「はぁぁ、きもちー。」     さぁ寝るか。 次古文だっけ?     「サボリですかー?長沢さん♪」     人の寝ようとしているのを邪魔するなーって..この声は…。   さっきアタシは小野沢が唯一の敵だと言った。それを訂正。     玲「そっちは良いんですか?宮内クン。」  
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