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まず、魔法の属性は八つに分けられる。
火、風、土、電、水、光、闇、無属性。
ここでいわれる無属性はほとんどが自他強化魔法か相手ステータスダウンぐらいで、因果関係による威力の上下は存在しない。
水は火と土に強く、火は風と電に強く、風は土と水に強く、土は電と火に強く、電は水と風に強い。
つまり、
水→火→風→土→電→水……
という、その属性と最も相性の悪い直線的因果と、
水→土→火→電→風→水……
といった、逆説的に撃ち勝つことの出来ない五望星因果の属性関係を持っている。
そして、光と闇は対一の存在のため、後から撃ち出されたものが撃ち勝つ仕組みとなっている。
スキルはその威力の分類として下級、中級、上級といった三段階がある。
魔法の場合、中級の魔法からは火は炎に、風は烈に、土は岩に、電は雷に、水は氷にランクアップする。
そして、上級の更に上に『古代系列(エンシェント・ステイム)』という魔法が存在するのだが、これを使う為にはとある条件が必要。
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