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聞き覚えがある声が俺に問いかけた。 祥穂子だ‼ 俺はすぐその声が祥穂子のものだと分かった。 隆『いや、寝ろうかな~ってしてたところだよ。』 祥『えぇ~呼びに来たけど、隆寝るならうちも寝よう。』 と言って部屋の中へ入ってくる。 足音は俺の近くで止まった。 布団は7つあるし俺の隣に来てくれるのかな? って少し期待していたら… モゾモゾ… 俺の足元で何かが動いた。 次の瞬間、足元から頭の方に向かってくるものが… 隆『へっ?』 って情けない声を出して何がおきたのかも分からないまま動く物体が止まるのをまっていた。 祥『ねぇ、手どけて…』 隆『あっ…ゴメン…』 俺は布団に横向き(左)に寝ていた。 祥穂子はそこに入って来たのだ。 俺は右手を上にあげて祥穂子が動きを止めるのを待つ 動きを止めたかと思うとその手を祥穂子が自分の背中にあてるように導いた。
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