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普通の会話を続けているけど俺の心臓の音は激しくなるばかり… それはそうだ… 俺の中の憧れの女性が今、俺の側にいてしかも抱き合っている。 こんなことは今まで初めてだ。 きっと夢だな… とか思ったり、 イヤ、でもこの温もりは本物だ… とか自分の中でこの状況を理解するために葛藤しているとは祥穂子は知らない… 急に祥穂子が聞いてきた。 祥『隆、今好きな人とかいるの?』 ドキっとした… 隆『イヤ…いない…』 と言ってしまった。 祥穂子を目の前にして実は…って言えるはずがない。 だってそうだろ? 俺には釣り合わないって分かってる女に好きだ‼って言えるはずがない… 言ったらこの仲の良い関係が崩れてしまいそうで言えないし。 恐かった… だからいないってウソつくしかなかった。 祥『そうなんだ…』 隆『うん…』 そう言うと祥穂子はとんでもないことを口にした…。
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