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それがいけなかったのか、2人の歯車がだんだんとズレて行くことになる… ある日の夜のこと… 部屋でくつろいでいるとお袋に 『お~い、祥穂子ちゃんから電話~』 と言われたので 隆『あいよ~分かった~』 こんな時間になんやろ? 何かあったんかな? そんなこと考えながら電話をとる… 隆『もしもし、どうした?』 祥『今から〇〇君のとこに行ってくるけん』 それは、祥穂子と同じクラスであり中学のときに知り合った先輩の名前だった… 隆『そう…なるべく早く帰ってこいよ』 祥『大丈夫だって、行ってくるね』 そう言って電話を切る… この選択が2人の間に亀裂が入り始めたのにまだ気づいてなかった… あんなことになるとは…
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