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次の日…
学校で会った祥穂子は何故か俺を避けるような行動をとっていた…
《は?何なん?》
俺は何故、祥穂子に避けられているのか分からなかった。
その日一日、祥穂子とは会話をせず、いや…できずに過ぎて行った…
そうして…
俺は家に着いて祥穂子の行動の変化が気になっていたが、いくら考えてもまとまらない…
頭の中がパニックに陥っていた…
そのときお袋に祥穂子から電話と聞き、
慌てて子機を取りに行った。
隆『もしもし…』
祥『もしもし…』
祥穂子の声は今まで聞いていた声とは全く違うもののように聞こえた…
何があったのか知りたかった俺は
隆『どうしたん?』
と問いかけたが応えてくれない…
今までにない祥穂子の状況に次の言葉を言いたいけど、言えなかった。
あまり多くのことを聞くと彼女を苦しめてしまいそうで…
だから、俺は黙っていた…
しばらく沈黙が続いた…
すると祥穂子がゆっくりと口を開いた…
祥『…。ゴメン…』
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