7人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
ある冬の1月22日…
ある男の子と女の子。
互いを好きになり、付き合うことになった日。
男の子の名前はゆき。
鈍感で天然。
そして、わがまま。
女の子の名前はみゆ。
寂しがり屋で自分の気持ちを素直に言えない。
そんな二人だけど…
いや、そんな二人だから互いを愛し合った。
そして、そんな二人だから見た夢がある。
これは、ごく普通な、ありきたりな二人の幸せで甘い夢物語。
最初で最後のたくさんの思い出。
ねぇ…今、君の側にいる大切な人、愛する人。
その人が君の側にいることが"当然"だと思わないで?
それは"運命"であって"当然"なんかじゃないんだ。
今の君に聞きたいんだ。
君の大切な人、愛する人。
その人に『願うこと』って何?
今思ったその答えを忘れないで。
僕が最後にまた聞くから。
そうだ、『僕の願うこと』はね…………――――
最初のコメントを投稿しよう!