act:3「男になる」「まじか」

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  只今、私の目の前には一枚の紙がある 上の方に、『契約書』と書いてあった 「んじゃあ、これ書いてね」 「…あの、」 「ん?何かなぁー?」 気の抜けた声を出す矢神さん 「あの、この生前名と、生前性別って、…なんっすか?」 「あぁ、それ?生きてたときの名前だよー」 「生きてた時の名前?」 「そ、名前を新しく作らなきゃいけないからさ、あと性別も」 「…はい?!」 ちょ、名前はおろか、性別まで変えられるんですか!! 「零菟ちゃんは、」「」「」「」「」「」「」「」「」
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