act:1「死んだんだ。」「…あんた、誰?」

5/5
前へ
/12ページ
次へ
「これ、俺の武器っ!!」 「へー。(棒読み)」 「まだ信じてないの?!」 「…しょうがなくない?いきなり、んなこと言われても、信じろって方が難しいよ。」 「うー…じゃあ、君を迎えにきた理由を言うね?」 いきなり話を進めんなよ。 「あーっと、君を死神にするために、迎えにきたよ。 で、君は朝月 零菟さんであってる?」 「あ、うん。つか、なんで私の名前知ってるわけ?」 「死亡者リストってのがあって、それにいろんな情報が載ってるんだぁ。血液型とか、3サイズとか。」 個人情報保護法って知ってますか? 「んで、君には強い後悔ってのが無かった。よって、死神になることができるんだよ。」 「ちょい待った。強い後悔?何さそれ。」 「人間って、死ぬ前にあれやればよかったとか、考えるもんなんよ。」 「へぇ?んで、私はそれが小さかったと。」 「そゆこと。だから、死神になることができるんだ。」 …めんどっ!! ものっそい面倒なんだけど… 「じゃ、行くよー。」 「ちょ、強制かよっ∑」 「文句言わないのー!!」 「いーやぁだあーっ!!」 あぁ、私… どうなるのかなぁっ!!
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加