act:2「顔見えない…。」「俺も。」

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「雪哉ぁ…」 「ん?」 「あの人の顔…見えない。」 「あー…俺も。つか、見たことねぇ。」 …見たことないのかよ。 「源川くん、彼女は?」 「あ、はい。彼女は死亡者リスト、No.4425のアサヅキ レイトです。」 「あぁ、あなたが…」 「は、初めまして、朝月 零菟です。」 「初めまして。私は、死神No.0の班長を務めております、八神 聖也です。よろしくお願いします、朝月さん。」 「よ、よろしくです。」 班長こと、八神さんはとても礼儀正しい方だ。 とても優しい雰囲気がする… 「では、早速、貴方を死神にする手続きを…」 「ま、待ってくださいっ!!」 い、いきなり死神になれって…無理にきまってるじゃんっ!! ましてや、さっき(?)までただの人間だったんだし… む、無理無理無理っ!! 「む、無理ですよっ、そんな…だ、大体、死神って、何するんですか?」 「まぁ、基本的には、魂の回収、あとは、違法者取締…かな。」 「違法者…取締?」 警察みたいだなぁ…等と考えていると、八神さんがプリントを見せてくれた。
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