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「雪哉ぁ…」
「ん?」
「あの人の顔…見えない。」
「あー…俺も。つか、見たことねぇ。」
…見たことないのかよ。
「源川くん、彼女は?」
「あ、はい。彼女は死亡者リスト、No.4425のアサヅキ レイトです。」
「あぁ、あなたが…」
「は、初めまして、朝月 零菟です。」
「初めまして。私は、死神No.0の班長を務めております、八神 聖也です。よろしくお願いします、朝月さん。」
「よ、よろしくです。」
班長こと、八神さんはとても礼儀正しい方だ。
とても優しい雰囲気がする…
「では、早速、貴方を死神にする手続きを…」
「ま、待ってくださいっ!!」
い、いきなり死神になれって…無理にきまってるじゃんっ!!
ましてや、さっき(?)までただの人間だったんだし…
む、無理無理無理っ!!
「む、無理ですよっ、そんな…だ、大体、死神って、何するんですか?」
「まぁ、基本的には、魂の回収、あとは、違法者取締…かな。」
「違法者…取締?」
警察みたいだなぁ…等と考えていると、八神さんがプリントを見せてくれた。
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