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そこには、第何条とかいろいろ書いてある。
「これは…?」
「これは、死神界の法律。」
「法律…」
法律なんてあったんだ。
そっちにびっくり。
「大体の違法者は、これ。
『第五条 殺害罪』」
「殺害罪?」
「リストにない人を殺すと、それは罪になるんだ。」
「それは人間が、人間を殺したときにのみ適応されるんですか?」
「いんや。」
それまでぼーっとしていた雪哉が反応した。
「人間が小さな動物を殺す時にも適応されるんだ。」
「へー…」
「まぁ、大体の仕事はこんなもんかなぁ。ですよね、班長?」
「あぁ」
「てことでぇ、じゃあ早速手続きしよーぜっ♪」
「え、ちょ、待ってよっ!!」
すると、雪哉はえーって感じに私を見る。
「まだなんかあるん??」
「わ、私さっきまで人間だったんだよ?!そんなんで…」
「だから?」
「え…だからって…」
だからって感じなんですけど…
他に理由なんか…
「お前は俺が初めて認めた奴だ、お前意外に…
俺のパートナーはいない…。」
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