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母と父ゎ、島から本土のほぅに家を構え、父ゎ毎日島の方に仕事に行く状態でした。
けど、仕事が終わり飲んで帰る父ゎあまり好きでゎ無かった。
ある日、母と私が風呂に入ってると、父が帰って来た。すごく酒に酔って…。
私ゎ母に体を拭いてもらっていると、母が
『しぃちゃん。パジャマを着たら、静かに車に乗って待ってて!』
私ゎ訳ゎ聞かないまま、コクっと返事をして、ゆっくり気付かれ無いように、車に乗り込んだ。
聞かなくても解って居た。
酒癖の悪い父から、逃げる為だ。
いつからこぅなったんだろう。優しかった父だったのに…。
そんな事を考えながら、息を潜め、母が来るのを待って居た。
そんな中、足早に母が来た! 素早く車に乗り込んだかと思うと、エンジンをかけた!
次の瞬間!!
窓ガラスに衝撃が。
鉢植えが、おもっきり車に当たり、はねかえり反対側の道路の歩道に飛んだ!
えっ?
何が起こった?
飛んで来た方角を見ると、父がこっちに向かってやって来て、運転席のドアを開けて、母の髪を掴み引きづり下ろした。
『しぃちゃん!助けてぇ!!』
今もなお、鮮明に覚えて居る。あの光景…
私ゎただ、泣く事も忘れ、震えながら見ているだけしか出来なかった。
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