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どこに行く時も、何をする時も、何故か私ゎ父と一緒だった。
島の知り合いの家に行く時も、徹夜麻雀する時も…。
ある日、父が【オズの魔法使い】の舞台を見に連れて行ってくれた。
何故か、従姉妹のお姉ちゃん3人と……。
あまり記憶ゎなかったのだけれど、なぜか憶えてた
【オズの魔法使い】
私の部屋の机の引き出しの中に、缶バッチが入って居たので、少しだけ記憶にゎ残って居た。
後から父が、思い出話で教えてくれて知ったんだけど…。
少し小さめのホールで、私ゎ3人のお姉ちゃんに挟まれ、ずっと手を握られて居た。絶対、離れないように!
父ゎみんなにジュースを買いに行くと言って、出て行こうとした時、一番上の姉に何か話しをして、姉と私の手首に手錠をかけた。
後で聞いたが、父ゎここで居る事がすごく怖かったらしい。
母が、私を何処からか連れ去るような気がして不安で仕方が無かったと!
だからって、子供に手錠って…どうよ?
って思ったけど、父のやりそうな事だと、少し理解出来た。
父も、何かしてやりたかったのだろう。
いつも、辛い思いをしてると思ったんだろう。
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