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冬になり、12月24日の聖夜。私ゎ、サンタさんが来てくれると、早い時間から靴下を用意して、ベットに潜った! 何時頃だろぅ。 チリン… チリン… 『…ん?鈴の音。』 まだ、寝ボケ眼で薄暗い中、机の上のランプがついてる事に気付いた。 私の置いていた靴下に何かを入れている、父の背中。 私を起こさないように、そっと…。 父の背中をただ、ずっと何も言わずに見つめながら、いつの間にか寝てしまってた。 ハッ! 気付いた時にゎ、朝日が差し込んでいた。 昨日の背中ゎ夢だったのかな? ふと、靴下に手を差しのべ中を確認する。 チリン…♪ 中から、金色の鈴のキーホルダーが一個出てきた。 なんか、子供ながらに父が可哀想になった。それと同時に、父に感謝した。
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