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「あ、憂~こっちやで!」
あれから無事に神社についた
うん、いつまでも暗いままじゃ駄目だよな
せっかくの初詣だし……
さっきのは忘れて楽しむ事にしよう
「零蕾!」
さすが零蕾だ
待ち合わせ時間の10分前なのにもう来てる
「あけおめ~今年もよろしゅう頼むわ」
「あぁ、よろしく」
一通りの挨拶をすませる
「あ、あれ光輝達やないん?」
「え……本当だ」
零蕾が指をさした方向を見ると
そこには祐希と光輝がいた
手をふっているとようやく気付いたのか小走りでこちらの方に来た
「わりぃ!遅れたか?!」
「まだ5分前だから大丈夫だよ」
「まったく……お前がチンタラしてるからだぞ」
おもいっきり祐希は光輝を見ながら溜め息をついた
「だ、だって年越しそばをおかわりしないなんて有り得ないだろ?!」
「いつか太るぞ」
「その分動いてるつーのッ!!!」
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