~幼馴染み~

3/6

10447人が本棚に入れています
本棚に追加
/751ページ
    「それってスト―『たまたま見ただけだから(笑顔)』   ……はい」   久しぶりに祐希の笑顔を見ちゃったよ……   コイツらはアタシの幼馴染みの麻生祐希(アソウユキ)と光輝(コウキ) 双子だ。(ちなみに祐希が兄で光輝が弟) 家が隣同士で親も仲が良い為小さい頃からよく遊んでる 兄弟みたいな関係だな     「あッ!やっぱり3人とも此処にいたんだぁ~!何か外が騒がしかったから憂が来たかと思って来てみたら案の定そうだったね」 「おいッ舞花!アタシが騒がしいみたいじゃん!?」 「えッ?そうじゃないの~?」 「舞花~…」 「アハハハ!冗談だって。どっちかというと光輝の方がうるさいし」 「俺かよッ!?」 「だってそうじゃん。さっきだって『憂が来ない』ってうるさかったし」 「なッ!?そ、そんな事言ってねぇ―だろ!」 「いや、言ったぞ。全部で8回も」 「祐希ッ!?俺そんなに言ってねぇぞ!」 「へぇ~……やっぱ言ったんじゃん(黒笑)」 「あッ………」 「お前馬鹿だろッ…ちなみに8回言ったぞ。」 「まじかよッ!?」 「俺様が嘘を言うと思うわけ?」 「いえ……(恐い)」   相変わらず凄いな祐希は…… 祐希は人のプロフィールや個人情報を調べるのが得意らしい。どこからそんな情報集収してんのかな…… 頭もよくて学年で1位だ。(ちなみにアタシは8位)     「光輝は憂の事好きなんだもんねぇ~」 「バッ!?そういう意味じゃ…」 「ん?アタシも光輝好きだけど?」 「えッ!?」     アタシの何気ない一言で光輝の顔が真っ赤になった     「そ、それt『もちろん祐希も舞花も好きだぜ』      えッ!?」   (やっぱりな…) (哀れ…光輝)     アタシは当たり前のように舞花と祐希に笑いかける すると2人は何故か苦笑いしていたが……   2人は光輝の肩をポンと叩いてやる     「な、なんだよお前ら!?」 「大変だね……」 「まぁ…頑張れよ……」      
/751ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10447人が本棚に入れています
本棚に追加