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「な、何だよお前ら。さっきから同情のような目でこっちを見るなぁ―ッ!」
光輝も相変わらずうるさいな……
馬鹿でアホで無駄にテンションが高い。本当に祐希の双子かってくらい正反対だ。でも何で光輝は顔が赤いんだ?
風邪でもひいたんかな……
「光輝と遊んでる場合じゃなかった!」
「俺で遊んでたのかよッ!?」
「うるさいよ光輝」
「祐希まで……」
光輝はそのままいじけた。
「光輝はほっといて……憂そろそろ行った方が良くない??」
「あッ本当だ!早く行かないと部活が終わる!?舞花も早く来いよ!」
「はいは~い。すぐ行くよ~」
タッタッタ―…
アタシはそのままは走って体育館に向かった
「あッ……憂!」
その頃、光輝も復活(?)したのかをアタシを追って行ってるなんて気が付かなかった
「アハハハ!相変わらず光輝は馬鹿だねぇ~」
「そうだな……好きな癖に自分で気付いていないんなんてな……」
「周りから見たらバレバレなのにね」
「それでも気付かない憂って……かなり鈍感だな」
「そうだねぇ~……2人合わせてアホコンビだね!」
「いや……むしろマヌケコンビだろ」
「アハハハ!いいね、それ!!」
祐希と舞花はそんな2人を見ながら、微笑んでいた
~その頃の憂~
「ヘックション!
あ~……誰か噂してやがるな……」
アタシは女子更衣室の前まで来た
「ぶぇっくしょん!」
「光輝!?」
中に入ろうとしたら後ろから大きなクシャミが聞こえた。そしたら光輝がいたのだ
「光輝もクシャミか?」
「そ~なんだよ……誰かが噂してんのかなぁ~……」
「あ~……そうだな……馬鹿とか言われてんのかな?
光輝が」
「俺かよッ!?」
「冗談だよ」
(いや……本気だったな……)
「まぁそんな事はおいといて……何で此処にいるんだ?」
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