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『呼び出したのは他でもない。アンタに言いたい事があってな』
男は手を握り締めていた
おぉ!頑張れッゴツオ(ゴツイ男の略)
その男をぶっ倒せ――!!
そしてゴツオ……
お前も死ね!
『俺……アンタの事がずっと好きでした!』
……………
意外な展開キタ―――ッ!?
えぇッ!?おぃぃぃぃ!ゴツオ!!
お前にそんな趣味があったのか!?
いや……同性愛はいかんとは言わない…
好きになった事は仕方ない……
でも何でソイツなの??
趣味悪いぞッ!!
お前はもうゴツオじゃねぇ―ッ!
今からゴツキモオだ!
『ごめんね……君の気持には応えられない……』
相田の言葉を聞くとゴツキモオは残念そうな顔をしたが無理に笑って見せた
正直キモイぞ、ゴツキモオ……
『分かってる……気持ちを伝えただけで満足だ!』
『ありがとう……気持ちは嬉しかったよ』
相田は満面な笑顔を見せた
『ッ!いいいえ!?呼び出してすみませんでした!』
ゴツキモオは顔を真っ赤にさせながら去っていった……
1000000%演技だ……
アイツがあんな可愛い笑顔なんかするはずがない
それに気付いていないゴツキモオ……
哀れだな……
あ、気付いてないから好きになったんか!
「さてと………さっきからそこにいる猫ちゃん。そろそろ出てきたら?」
相田の姿は見えなかったが多分アタシが隠れてる場所を見ながら言っているのであろう……
ギクッ―…
嘘!またバレてたの!?
「出てこないと……
黒魔術かけるよ?」
ひぃぃぃぃ!?アイツならやりかねん!
「わわわわわ分かったから黒魔術h『あ、そこにいたのか』
………え?
アタシの目の前には猫をだっこしている相田がいた
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