~相田未琴~

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「じゃぁまた放課後ね~あ、次の授業はサボるなよ~…」   ガチャ…   はぁ~…やっと行ったか ッてアタシも行かないと次の授業に間に合わないじゃん!?走ればまだ大丈夫だな…   ドタドタドタドタドタドタ   ガラガラッ     「ハァハァ…ま、間に合ったァ~」   全力失踪したかいがあって何とか間に合った   「あ、憂~そんなに急いで何かあったの?」 「いや、実は…黒い悪魔が……」 「え?」 「な、何でもねぇ!」   危ねぇ、危ねぇ… 危うく喋ってしまいそうだったぜ…     「そう?……あッ…急いで来てたみたいだけど次の時間…自習だよ」 「………pardon?」 「何で英語?朝先生言ってたじゃん。サボるんならこの時間やなサボれば良かったのに………」   あまりに突然な事だったのでアタシはつい普段では言わないボケをしてしまった……   「忘れてた!!てか早く言ってくれよッ!」 「ごめん、ごめん……私も忘れてた!てか憂…さっきからおかしくない?やっぱ何かあったんじゃ……」 「そ、そうか?いつもと変わんないぜ!」 「そう?ならいいけど―…」     危ねぇ~……… 舞花って鋭いからなァ~… バレなくて良かった …       でも…       歯車は…       このときから…       噛み合わなくなっていたなんて…          
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