小さい頃

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両親の離婚と七五三の記憶 七五三女の子の格好で写真写ってた口紅つけて今思うとおいおい勘弁て思う 両親の離婚問題 離婚と言う意味も解らずに 泣きじゃくって ダメダメダメケンカダメって言っていた記憶がある 婆ちゃんに泣き付いて婆ちゃん婆ちゃんて 後に理由は明白になるそしていつしか母親が居なくなっていた 親父が僕らを引き取って 何回かはあった記憶がある母親も今はどんな人だったかも解らない母親は弟が好きだったみたいだ 母親の暖かさなんか知らない 俺にあったのは婆ちゃんの暖かさだけだ いつも側にいてくれてずっと一緒に寝てたから 小学生になって俺もちっとは兄ちゃんらしくなったかな さすがに小学生なると悪さもしだす 色々な事で怒られて 殴られた でも婆ちゃんはいつもかばってくれたね どんな時も側にいてくれたね ありがとう 小学六年から中学の時はあんま学校行かなかったね さぼっては怒られての毎日やったね~ 学ラン見た時喜んでたね婆ちゃん 大きくなって嬉しかったのかな~ でもだんだんグレて会話すらしなくなってたね 中3時から親父体調わるくてチョクチョク病院入院したり退院したりの繰り返しで 婆ちゃん病院行ったり来たり 僕らに話してくれたね親父の病気について ショックだったよ 癌て聞いた時 親父は再検査無視して頑張って働いてくれていた 自分の病気が手遅れになるのも知らず 婆ちゃんも言えなかったんだよね
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