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旅立ちと始まり
この帝と言う国は、領土を首都「九閃(くせん)」を含め十二の都市に分け収めている。
初代国王九覇は、民達に格差の無い平等な暮らしが出来るように日々努力していた。
だが、二代目国王九鳳に変わってからは一辺し、領土の半分を放棄し守備兵等を撤退させてしまう。
次に九鳳は、放棄した領土に自らを国王と認めない者や、九覇を支持する民達を集め一切本土に出入り出来ないように城壁を作り閉じ込めてしまう。
そして、放棄した領土を旧領土と呼び一切援助をしない事を宣言する。
他の国もこの話を聞き、旧領土への援助に乗り出すが、それを九鳳が邪魔をし援助をする国とは同盟破棄と高々と掲げる。
同盟破棄と聞き、仕方なく手を引く国が相次ぎ旧領土の民達はさらに苦しめられていた。
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