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伊達 政宗
(辞世の句)
曇り無き 心の月を 先立てて
浮世の闇を 照らしてぞ行く
(解釈)
何も見えない真っ暗闇の中で、
月の光を頼りに道を進むように、
戦国の先の見えない時代の趨勢を
自分が信じた道を頼りに
ただひたすら歩いてきた一生であった。
🌙の前立ての伊達政宗らしい句。
彼がもう少し早く生まれていたら…天下の夢も、鎖国によって絶たれた世界貿易の夢も、叶っていたかもしれない。
政宗の墓所・瑞鳳殿は昭和20年に戦争により一度焼失、昭和54年に再建された。
その再建の前の発掘調査で、身長や血液型が判明、副葬品からは刀、具足、硯箱の他に、鉛筆や磁石のついた懐中時計、懐中鏡、煙管、銀製ペンダントや黄金のロザリオなどが確認された。
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