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そろそろ、別の話題にすり替えないと、これまた毎度のごとく私に矛先が私に向いてくるのだ。
「そういえば、亮子。バイト始めるっていってなかったっけ?」
「あぁ!そうなの!地元でみつけてきたんだ。」
「地元で?」
「そう!だって、うちの地元は人が集まりやすいから、絶対にかっこいい人が来るって!」
どうして、そっちの方向に話が進んでしまうのだろう。
「昌も、バイトしてみたら?」
来た。また亮子のお節介が始まる。
「いつまでも、独り身だとこの先、淋しい人生を歩くことになるよ!」
-ほっとけ!-
でも、そろそろお小遣いじゃ足りなくなってきたのは事実。
「私もバイト探そうかなぁ。携帯代とか自分で払いたいし。」
「でしょ?絶対にかっこいい人が来るって!」
話が絡み合ってないのは、あえて突っ込まないことにした。
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