★日常★

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そうこうしているうちに昼休みが終わってしまった。 私たちの高校とは違って、志穂の高校は携帯を使えるほどゆるい学校ではなかった。 -まぁ、気長に待つしかないか- 午後の授業はかなり、ダルい教科ばかりだった。 -早く、帰りてぇ- 亮子も同じような、顔をしていた。 やっと授業が終わった頃、違うクラスの中学時代からの友達が、いち早くホームルームを終えて、迎えに来た。 「昌~。早よ帰ろうや~。」 「おう!亜紀。今行く!」 亜紀とは、中学1年から同じクラスだった。何気なく、話すようになって仲良くなった。
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