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「……言っとくけど、あゆかへの告白なら自分でしなよっ?」
私は麻生に釘をさした。いや、実際あゆかと仲が良い私を通して告白する輩が多くてねぇ。
何故かあゆかは私としかつるまないし。
ま、その辺の理由はわかってるつもり……。
あゆかの綺麗さは男女共敬遠してる節があって、孤独なあゆかに声を掛けたのが私だったんだ。
だって友達だとしても綺麗な子の方が目と心に良いしね😌
「バカ……。そんなんじゃねぇよ」
ぶっきらぼうに麻生は横を向いた。
まぁ、生真面目な麻生がそんな事するハズなかったよね💨
「いや、麻生は違うとは思ってたケド、本当にそういう事する男子多いんだって💦」
「……みんなの目は節穴かよ……」
吐き捨てる様に言う麻生。
機嫌が悪いのかな?
「ごめんて💦んで、何?どしたん?」
「俺はあいつよりお前の方が良いと思ってる」
なんのフォローだ💧
「あ、ありがと……でもあゆかより良いってのは言い過ぎだよ、麻生(笑)」
「好きだ、ナツメ……」
は?
麻生は顔を真っ赤にして俯き加減で私を見た。
「俺と付き合わないか?俺ならお前の良さを誰より分かってるつもりだ」
「な、何言ってるの麻生……。」
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