パニック

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学校に着くと許嫁の話題で持ちきりだった 謎の美少女転校生とかなんとか… で、疑問に思うのだが 「一樹君、一体どうして俺の机の周りが後ろのお前の席を除いて空席なんだね」 許嫁にやられたとは思えないぐらいピンピンしている 「フッ…普通なら情報料数万戴くけど…親友もとい悪友ならば仕方ない…」 「親友もとい悪友になったつもりはない」 「さて、今何か言ったように聞こえたが聞かなかった事にして」 「現実逃避はよくないぞ一樹」 「…ってコラァァァァァァア!!聞くんか聞かないんかハッキリせぃ!!」 「悪い悪い。で情報料数万の情報とは?」 「驚くな?うちのクラスに転校生が3人。しかもとびっきりの美少女だ!」 殴られて気絶した事など既に過去の事のようだ 「はぁ…」 やっぱりな…と 「どうした亮介~いつもなら裸で小躍りするお前が」 「誰もそんな事しねぇよ」 「なんだなんだ?クール気取って周りに座る美少女達の気を引こうってか?」 すまん一樹 そんな事金積まれてもしねぇわ 「すまん一樹疲れた寝るわ」 「なんだよ亮介~まだ授業は始まってないし美少女も来てないんだぜ?」 「無視」 「『無視』って口に出すなよ~ま、いいわ。じゃおやすみ~」 寝るんじゃない、寝たふりだ そして数分後 HR開始のチャイムと同時に悪夢が訪れる
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